既刊 19巻 / 1巻から最新巻まで
19巻までのネタバレを含みます
公式あらすじ
遅刻や忘れものが多く、生きづらさを抱える内海蕾は、転職をきっかけに、東京で従姉のひかりと同居することに。幼い頃から蕾を「できない子」と見てきたひかりは、そのだらしなさに我慢ならず、二人は何度も衝突する。職場でも問題が重なり落ち込む蕾は、弱井と出会い、「私のことを教えてください」と伝える。検査でADHDの傾向があるとわかった後は、ひだまりクリニックで日々の行動を工夫しながら生活を楽にする方法を学んでいく。一方、弱井は蕾の「強み」を探してみようと語りかける。昔から、好きで、得意で、どうしてもやめられなかった何か。それを仕事に生かし始めた時、ひかりの目に映る蕾の姿が少しずつ、確かに変わっていくーー。「発達の特性を持つ人を、ただ『困った人』として見るのはとてももったいないことなのかもしれません」 発達の特性による困りごとを減らすこと。そして、自分らしく花を咲かせること。二つの視点から描く、大人の発達障害II ADHD編、完全収録!!
公式あらすじ
「どうして、私がーー」 36歳で突然子宮体がんと診断され、いくつもの治療の選択肢を前に立ち尽くす並木紬。面影橋メディカルセンターでがん患者支援に携わることになった弱井は、誰にも苦しみを打ち明けられず涙する紬に、「焦らず時間を取って悲しんでこそ前に進める」と伝える。少しずつ病を受け入れ始めた紬だったが、手術後、家族への罪悪感に苛まれ、すべてを受け入れてくれる生成AIとの対話にのめり込んでいき…。一方、主治医・岩城のもとには、その言動をめぐり、患者や家族から不満の声が寄せられていた。「がん患者の生きる支えとなる心に向き合うことは、治療そのものを意味すると、僕は思います」 あたりまえだった日常が、手からこぼれ落ちていくがん治療。その中で精神医療にできることとは何か。自分らしく生きることの意味を問うーー「がんと心」編、完全収録!!
公式あらすじ
統合失調症の症状である「認知機能障害」を回復するため、新星病院精神科デイケアに通い始めた桐生悠貴。社会復帰を目指す「仲間」との出会いに喜ぶも、周りとの距離感がつかめず、トラブルを起こしてしまう。そんな息子の病再発を過剰に心配する母・知恵に弱井は、悠貴の「自律性(オートノミー)」を育むために少しだけ手を離すことを勧める。知恵は抑えてきた怒り、そして罪悪感を弱井にぶつけ…。「疾患を持ちながらでも人生を充実させて『生きていてよかった』と思える生活を送るーーそれこそが本当の『リカバリー』です」 患者とその家族に希望ある未来への扉を開く「統合失調症」編、完結!! また、白鳥雷音の新人看護師時代を描いたエピソードも収録!! 先輩の背中から学んだ「患者と向き合う姿勢」とはーー?
公式あらすじ
自分がどういう人間なのか確信が持てない不安から、常に虚しさと焦燥感を抱え、他人や自身を傷つけてしまうパーソナリティー障害。その診断を受けた小山内風花は、弱井の冷静な対応に苛立ち別のクリニックに通い始める。新しい医師の対応はまさしく彼女の求めていたもののように思えたが? 精神医療最大のタブーにも迫る!! 休日のクリニックの面々を描く番外編や新章・アルコール依存症編も収録!!
公式あらすじ
被災者の「心」の復興を。度重なるパニック発作や不眠の症状で苦しむ青年・冬室涼。彼の出身地は、福島県 相馬市だった。歳月を経ても、3・11ーー東日本大震災の傷は癒えぬまま、彼の心を侵食し続けていた。他者と分かち合えないトラウマからの回復を描く震災PTSD編、感動の完結!! さらに、奔放な異性関係や自傷行為で周囲を翻弄するバー店員を描くパーソナリティー障害編、開幕ーー!!
公式あらすじ
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】精神科医がもっとも非力さを感じるとも言われる病・摂食障害。声優の青木佳鈴は、自らを太りすぎていると感じ、いつも過剰にカロリーを気にしていた。しかしストレスを感じるとつい食べ過ぎてしまい、その後に吐くという悪循環の毎日。さらに仕事相手からはハラスメントも受け追い詰められてゆく彼女に、友人として寄り添おうとする看護師・雨宮だが? 消せないトラウマに苦しむ青年を描くPTSD編も収録ーー!!
公式あらすじ
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】発達障害の一種・自閉症スペクトラム障害の診断をくだされた才賀真美。周囲に馴染めず、なぜかいつも同僚を怒らせてしまい、生きづらさを感じ続けていた彼女に必要なこととは? 「タフだから大丈夫!」20連勤の激務も平然とこなす体力自慢の谷山玄が、ふと感じた不調。無意識のストレスによる“うつ状態”だと言われるが、薬を飲むほど感情の起伏が激しく不安定になっていく。彼の真の病…そして、病の奥に隠された真の姿とは? 精神科医・弱井が、人々の心の迷宮を優しく解き明かすーー!!
公式あらすじ
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】パニック障害、うつ病、発達障害ーー。隠れ精神病大国と呼ばれる日本は、その名の通り、精神病患者の数自体は、アメリカ等と比べると少ない。その一方で、自殺率は先進国の中でも最悪レベル。悩んでいても“精神科は特別なところ”という思いこみが、人々の足を遠のかせてしまう…。精神科医・弱井は、そんな日本の現状を変えていき、一人でも多くの“心”を救うべく、こう願うーー。「僕はこの国に、もっと精神病患者が増えればいいと思っています」